本屋のとなりは写真館

朝日新聞連載小説『国宝』『ディス・イズ・ザ・ディ』の毎回ごとの感想と、読んだ本の感想を更新しています。

朝日新聞連載小説『国宝』吉田修一・作 束妹・画第82回2017/3/25 徳次の気持ちについて、次のように感じる。 立花組での暮らしはおもしろかったが、花井の家での暮らしはもっとおもしろいと思っています。 番頭の源吉さんや女中頭のお勢さんは、徳次をかわいがってくれま…
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朝日新聞連載小説『国宝』吉田修一・作 束妹・画第81回2017/3/24 稽古に励む喜久雄の気持ちについて、次のように感じる。 女将の幸子も、息子の俊介も今まで見たことのないような人です。幸子はきれいでよくしゃべります。俊介は、こんな男がいるのかと思うほど色白です。
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 大阪に出て来るまでの春江について、次のように感じる。 喜久雄と徳次が長崎にいなくなって、急に一人ぼっちだと、春江は思います。大阪からは、時々ハガキが届きます。短い文面には、喜久雄が高校へ通っていること、役者の稽古をしていることが書かれています。どうやら
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感想その4 父仁志は、圭太の細かな変化には気付かなかった。供子から、圭太の変化について相談された時もはっきりとした意見を言えなかった。だが、母供子とは違う角度から息子を見ていた。 仁志は、圭太とサッカーチームについて話し合っている様子はなかった。だが、圭太
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朝日新聞連載小説『国宝』吉田修一・作 束妹・画第80回2017/3/23 徳次がいなければ、喜久雄の新年会の踊りはできなかった。徳次がいなければ、喜久雄が半二郎の家に馴染めなかった。喜久雄が、半二郎にその資質を認められたのは、徳次の存在抜きには語れない。  立花組の
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51~60回 ドスに手応えはあった。が、それと同時に体育教師尾崎の体当たりを食らって、喜久雄は弾き飛ばされた。宮地の傷は浅いものだった。 傷の手当てに、医務室へ行った宮地の大親分に、尾崎が次のように、話を持ち掛けた。 「今回の刃傷沙汰を公けにすると、失敗はし
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朝日新聞連載小説『国宝』吉田修一・作 束妹・画第79回2017/3/22 この小説の語り物のような調子は、どんな効果を上げているのか。今回は、語りと登場人物の会話でほとんどが構成されている。 この「あります。」という文末は、ナレーションや作者の視点というより、物語の
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感想その3 圭太が母に秘密を持つようになって、供子はすごく心配した。心配し過ぎ、干渉し過ぎると、母と息子の関係は壊れただろう。圭太と供子は、そうならなかった。その原因は、父仁志の動きにもあった。また、母が息子のことを信頼していたことが大切だったと思う。 も
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朝日新聞連載小説『国宝』吉田修一第78回2017/3/21  徳次が鑑別所から逃げて来て、春江の母の店にいた喜久雄を訪ねて来たときも、春江は、徳次に優しい言葉をかけていた。「徳ちゃんって、上においでよ。年越しそば温めてやるけん」(34回) 今回では、弁天の面倒まで見て
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感想その2 圭太は、高校に入ってからも、一家で泉大津を応援することに特別不満を感じているわけではなかった。しかし、徐々に泉大津の監督の人選や選手の起用に不満を持つようになった。それと、同時に、試合の帰りの両親のサッカーについての話を、芯のないものだと感じる
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朝日新聞夕刊連載小説・津村記久子作・内巻敦子画『ディス・イズ・ザ・ディ 最終節に向かう22人』第11回2017/3/17  第2話 若松家ダービー⑥(第2話了)あらすじ 長男の圭太と、両親の供子、仁志は、それぞれ別に琵琶湖トルメンタスのホームグラウンドに着いた。今日は、
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朝日新聞連載小説『国宝』吉田修一第77回2017/3/20「高校に通いながら役者の稽古」 すごくいい境遇にいる。こんなにスムーズに大阪での喜久雄の生活が始まっているなんて、予想外だ。 半二郎は、やはり喜久雄のことに、責任を感じていたのであろう。いや、それよりも喜久雄
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朝日新聞連載小説『国宝』吉田修一第76回2017/3/19 春江は、いったいどんな少女(少女と呼んでいいのか迷うが、今回の文章の中は少女とある)なのか?春江だけでなく、喜久雄もその姿格好をイメージできない。今までの文章からは、二人の行動は浮かんでくるが、顔つきや性格
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朝日新聞連載小説『国宝』吉田修一第5回2017/3/18 何かを好きになっていくというのは、理由がつくようでつかない。興味を持ったことでも、やってみると、自分には合わないと手を引いてしまうことも多い。逆に、人から強いられてやってみたことでも、その面白さにやめられな
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 ラジオで歌舞伎役者の対談を聴いた。NHKFM邦楽ジョッキー 隼人‘sカフェ 坂東亀三郎さん  いつ頃から歌舞伎役者になることを意識しましたか?という質問に、坂東亀三郎が次のように答えていた。 歌舞伎の家に育っているので、歌舞伎役者になるのは当たり前のことで、
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