本屋のとなりは写真館

新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 の感想と、読んだ本の感想を更新しています。

新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第151回2018/11/4 朝日新聞 私は高層マンションと聞くと、それが普通のものであれ、高齢者向きであれ、自分には縁のない住居だと感じてしまう。介護付き高齢者施設に縁がないわけでなく、今後の状況によっては私にとっ…
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新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第150回2018/11/2 朝日新聞 本多くんは「元気なうちに姥(うば)捨てにされちゃったんですかねえ」と苦笑した。 現実は、介護される方もする方も、悩んでいる。ハーヴェスト多摩よりも、施設設備の劣った(費用の安い
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新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第回2018/11/1 朝日新聞 後藤さんは入居一時金を息子が出したという人で、羨まれるような状況の人だった。感想114回 その後藤さんは、楽で恵まれた環境で晩年を過ごすことができるというのに、うれしそうではない。 
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新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第148回2018/10/31 朝日新聞 ハーヴェスト多摩は、最晩年の理想の住まいだと感じる。私には、手の届かない金額が必要だ。それなのに、今回の様子を読むと、羨ましい気持ちになれない。 どんな住居にいようが、おじいち
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新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第147回2018/10/30 朝日新聞 幼い洋一郎と姉がカロリーヌの物語を読んでいる。 洋一郎は、そこに母とそして父もいたことをかろうじて思い出した。洋一郎と違って、姉の宏子にはこの場面の思い出は鮮明なのではないか?
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新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第146回2018/10/29 朝日新聞 これからの時代では、墓の維持や仏壇を持つことは無理だと思っている。それなのに、夏子のような言われ方をすると、それでいいのかと思ってしまう。 洋一郎の姉と妻の考え方は似ている。現
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新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第145回2018/10/28 朝日新聞 姉は、あまりにも頑なだ。この一方的な攻撃にはなにか隠されていると思う。  憎しみと嫌悪も、死者に対しては和らぐものなのではないか。死を受け容れるとは、そういう面もあると思う。
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新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第144回2018/10/27 朝日新聞 姉の言っていることは、もっともだ。だが、共感ができない。 今まで、母についてのことを洋一郎は語っていない。母については、姉がもっぱら代弁している。理屈でいくと、母についてのこと
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新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第143回2018/10/26 朝日新聞 田辺麻美さんと姉の宏子は、似通った年代だと思う。それなのに、洋一郎の父についての印象がまるで違う。この二人は、洋一郎の父との関係が違うし、接していた間の父の年齢も違う。だが、そ
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新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第142回2018/10/25 朝日新聞 姉(宏子)は、次のような割り切った考え方が感じられる。①父親であっても、だめな生き方をする人なら冷たく批判したし、父の死へなんの感傷もない。②自分の子には、結婚という形式にとら
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新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第14回2018/10/24 朝日新聞 疑問に思っていたことが明らかになって来た。①洋一郎が母に、実の父、別れた父が死んだことを伝えないのはなぜか。②洋一郎が母に、孫(母にとってはひ孫)が生まれたことをすぐに言わない
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新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第140回2018/10/23 朝日新聞 姉には、洋一郎に話したことのない父についての記憶があると思う。 姉は昔、よく私に言っていた。 「洋ちゃんはずるいよ」 なにが──? 「あのひとのこと、消したよね。すごいと思う、
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 家族が円満かどうかは、家族それぞれのつながりにかかっている。親を大切にする気持ちは、親と子の間で育まれる。家族間の問題を解決できるのは、その当事者にしかできない。 深く考えたわけではないが、上のような考え方をしてきた。でも、この小説を読んでいると、そう
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新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第139回2018/10/22 朝日新聞 洋一郎の「ひどい父親だったんですよ」を聞いても、麻美、陽菜母子は、全然めげない。カロリーヌおじいさんの人柄についてよっぽど自信があるのだろう。 人の善意と悪意のどちらを信じるか
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新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第138回2018/10/21 朝日新聞 洋一郎の父への思いは、複雑だ。「ひどい父親だったんですよ」 これは、姉の気持ちと重なる。また、この感じ方は父について周囲から聞かされていたことでもある。 私自身の記憶にはない。
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