本屋のとなりは写真館

朝日新聞連載小説『国宝』『ディス・イズ・ザ・ディ』の毎回ごとの感想と、読んだ本の感想を更新しています。

朝日新聞連載小説『春に散る』沢木耕太郎第54回 処方箋を持って、薬局へ行きました。薬局の窓口の女性の薬剤師さんとは月に1度顔を合わせます。私は、今まではそういう場合も、会話は最低限にしていました。 「最近の血圧はどうですか?」 「上が○○で、下が○○で、変…
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朝日新聞連載小説『春に散る』沢木耕太郎第53回 大きな目標の達成のために、一日一日を無駄にしないで、計画を持って生活する。 このような時間の使い方を教えられて、また教えてもきました。 一方では、次のような考え方にも、なるほどと思わせられます。 人の人生は地
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朝日新聞連載小説『春に散る』沢木耕太郎第52回 レストランバーのウェイトレス、空港の受付カウンターの女性、ホールの窓口の女性、不動産屋の女性事務員、彼女たちと主人公とのやりとりが、小説のあちこちに出てきます。そして、日常の何気ない会話が交わされていました。
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 正岡子規の『病床六尺』を読み終えました。 この作品は、明治35年(1902)に、新聞に連載されていました。今連載を読み続けている夏目漱石の『それから』は、明治42年(1909)に連載されたものが、106年ぶりに再連載されています。3月に読んだ浅田次郎の『赤猫異聞』は、
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朝日新聞連載小説『春に散る』沢木耕太郎第51回 さんざん怪しまれてきた「広岡」は、今度は逆の印象を持たれたようです。 金も信用もなさそうな初老の男の実態が、有名ホテルに滞在していて、有力な人の知り合いであったという逆転、落差が描かれています。 私は、このよ
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朝日新聞連載小説『それから』夏目漱石第37回 「代助」は、はっきりしない性格を与えられていると思います。考えが先回りばかりして、さっぱり行動に移しません。 ところが、なんとも豊かな才能を与えられた人物です。英語を楽に話すことが出来ます。書物は内外のものを問
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『病床六尺』 正岡子規 『病床六尺』が、新聞連載の百回目を迎えたことが書かれていました。私は、この文章が新聞に連載されていたことを知らずに読んでいました。「病床六尺」が百に満ちた。一日一つとすれば百日過ぎたわけで、百日の日月は極めて短いものに相違ないが、
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朝日新聞連載小説『それから』夏目漱石第36回 「三千代」のことが、詳しく書かれています。 「代助」は、知り合った初めから「三千代」のことは気になっていたことが分かります。それなのに、「平岡」と「三千代」の結婚には一役買っているようです。 「代助」は、深く考
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朝日新聞連載小説『それから』夏目漱石第35回 前回で、「代助」の理論に考えさせられました。今回は、そんな深い理論と違う面を見せています。個性的な感覚を、自分で持て余しているような「代助」が描かれています。 そして、彼の心の奥底には、「平岡」との議論よりも、
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朝日新聞2015/5/19 インタビュー記事 『インタビュー 歴史の巨大な曲がり角』 見田宗介 見田宗介は、インタビューに次のように答えています。近代社会は「未来の成長のために現在の生を手段化する」という生き方を人々に強いてきました。成長至上主義から脱して初めて、
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朝日新聞連載小説『春に散る』沢木耕太郎第49回 「広岡」は、不動産屋の店主にますます怪しまれます。 小説の中でなくても、次のようなことのいくつかが当てはまるとどうなるでしょうか。 定職に就いていない。家族と同居していない。携帯スマホを持っていない。携帯スマ
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朝日新聞2015/5/19 インタビュー記事 『インタビュー 歴史の巨大な曲がり角』 見田宗介 平成生まれの人と話す機会は多くありませんが、その機会は増えてきました。この記事で言われているように、平成生まれの人たちと、その少し前に生まれた我々の子ども世代「団塊ジュ
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朝日新聞連載小説『それから』夏目漱石第34回 「代助」の言葉を、私は次のように受け取りました。 働く目的が生活のためだけであれば、その仕事を誠実にやることはできない。仕事そのものより、得ることができる収入の方が大切になるからだ。そうなると、誠実に働くことよ
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朝日新聞連載小説『春に散る』沢木耕太郎第48回 「広岡」は、不動産屋でまったく信用されません。店主が次のように言いました。「ひとり暮らしの老人は、特にしっかりした保証人がいないと、どこの大家も貸したがらなくてね。それでなくても、寝こまれたり、死なれたりして
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