本屋のとなりは写真館

朝日新聞連載小説『国宝』『ディス・イズ・ザ・ディ』の毎回ごとの感想と、読んだ本の感想を更新しています。

『ダ・ヴィンチ』2015MAY 「特別対談 北野武×荒木経惟」  写真と映画のフィルムの良さを、北野武と荒木経惟が話していました。  フィルムは、昔のように盛んに使われることはもうないと思います。でも、フィルムカメラでの撮影、プリントと、フィルムによる映画上映…
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TV番組 「ハナタレナックス」「サワコの朝」  大泉洋は、NHKの朝ドラマでダメな父親を演じています。大口ばかりたたいて、さっぱり実行できない、それでいてどこか憎めない所を持っている、そういう役を演じたらピッタリの役者だと思います。  泉ピン子は、言うまで
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朝日新聞連載小説『それから』 平成27年4月3日分  学校へ行くのでもなく、職を探すのでもなく、自宅中心にただ時間を過ごす若い世代のことが、新しい現象として注目されています。そういう人たちのことを、「モラトリアム人間」と呼ぶこともあるようです。  主人公「大助
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朝日新聞連載小説『春に散る』沢木耕太郎4月2日分  その場に似つかわしくない服装や行動をする人はいつも他人の目を惹きます。  レンタカーを自分で運転した方がよっぽど安く行ける長距離の目的地に「客の男」は、タクシーで向かっているのです。  タクシーのドライバー
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朝日新聞連載小説『春に散る』4月1日分  道を進みながらその途中途中で物語も進むというスタイルの映画があります。こういうスタイルの映画、ロードムービーが好きです。   『春に散る』の第1回は、次のように、  アメリカの国道1号線、ルート1は、 と道路の説明か
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朝日新聞連載小説『それから』 平成27年4月2日分  「損得を考えてから」ということは、人間が行動を起こす動機の大部分を占めていると思います。  私などは、損はいやだといつも思っています。それどころか、遠い先にある得を取ろうと行動するのは難しく、すぐ目の前にあ
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朝日新聞連載小説『それから』 平成27年4月1日分    新聞は以前から購読していますが、連載小説を読んだことはありません。今の健康状態は、ものを読むには適していますが、他のことをするには制約があります。これも、与えられた機会です。連載小説が、今月から新しく始
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 初めてこの番組を視聴しました。『なまさだ』、しかもスペシャル、5時間。さすがに、体力がないので、「ろくさだ」で。録画でみることをこういうらしいのです。  今までは、さだまさしに特に興味あったわけではないのですが、入院中に聴いたさだまさしのCDが気に入りまし
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 今注目されているミュージシャンのことはさっぱり分かりません。テレビでも歌番組が少なくなったせいか、新しい曲や歌手のことを聞くのは、せいぜいラジオを通してです。ラジオで流れてくる新人とされる人々や、その曲もそうとうに長い間有名でないと、覚えることができな
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(前略)いったいどこから書き始めたらよいのかと、記録係(わたし)は、だいぶ迷い、かなり頭を痛め、ない智恵をずいぶん絞った。  『吉里吉里人』を読み始めました。  小説の始めで、上のような表現があります。この小説の書き出しをどこから始めるかで、作者は、何通り
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 うちにオレオレ詐欺の電話がかかってきたことがありました。「オレ」の当人がうちにいたので、だまされることはなく、終わりました。  『所さんの目がテン!』で実験をしたら、実験をされた人たちは、詐欺電話にだまされてしまっていました。こういう実験のVTRは、編集
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 「読書をしたくなるような曲を教えてほしい。」なんて、無理な話でしょう。音楽を聴いて、本を読みたくなった、なんて、そんなことないです。  でも、手術後のだんだんに体力が戻ってきたときは、それに近いことがあったかもしれません。手術の後、何日か経つと、眠ってい
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 『赤猫異聞』の登場人物二人のつながりが、次のように書かれていました。   語り合いながら思うた。こやつは朋輩などではない。双子同然の親友でもない。紛うかたなく私の体の一部なのだ、と。もしこやつがいなくなれば、そのときから歩むことも飯をくうこともできなく
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 まだ入院中に、読み始めた。退院してからも、テレビやラジオしか受け付けない期間もあった。一日に何回か本を読むようになったが、一冊の本を読み継ぐということが、どうにも疲れた時期が長かった。  ようやく、『赤猫異聞』浅田次郎著を読み終えた。読んでよかった。四人
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 「男女平等」という表現も、古くさくなった感じがする。しかし、男女間の不平等の状態がなくなってきたか、というと、そうとも言えない。  人は生まれながらに、差別されてはならない存在だ。人種や性によっても差別されてはならない。私も、そう思う。だが、具体的にそれ
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