今注目されているミュージシャンのことはさっぱり分かりません。テレビでも歌番組が少なくなったせいか、新しい曲や歌手のことを聞くのは、せいぜいラジオを通してです。ラジオで流れてくる新人とされる人々や、その曲もそうとうに長い間有名でないと、覚えることができないのが今の私です。
もともと、音楽への興味はそれほどないのですが、坂本九・上を向いて歩こう、石田あゆみ・ブルーライト横浜、ベンチャーズ・ウォークドントランなどは、検索をして確かめなくとも出てきます。年代によるのでしょう。
これは、好きな本についてもあてはまるようです。
最近の流行作家については、さっぱり頭に入ってこないなあ、と思っていたら、『吉里吉里人』に次のような部分がありました。
洋書といってもよく見ると松本清張や司馬遼太郎や野坂昭如や大江健三郎や丸谷才一や筒井康隆など日本語の本ばかり、
吉里吉里人国営食堂内の購買部の書籍コーナーのこととして書いてありました。
最近書評などに取り上げられる作家はなじみのない人の方が多いのですが、ここの6人の方々は、私にとってドンピシャリ、名前がわかるだけでなくて、作品のいくつかは読んでいます。その本を買って、私の本棚に今もあるものもあります。
時代を写して注目をされた作家、そして、流行し注目された作家に共感することができる読者の年代というものがあるのでしょう。
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