本屋のとなりは写真館

朝日新聞連載小説『国宝』『ディス・イズ・ザ・ディ』の毎回ごとの感想と、読んだ本の感想を更新しています。

2015年03月

 今注目されているミュージシャンのことはさっぱり分かりません。テレビでも歌番組が少なくなったせいか、新しい曲や歌手のことを聞くのは、せいぜいラジオを通してです。ラジオで流れてくる新人とされる人々や、その曲もそうとうに長い間有名でないと、覚えることができな…
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(前略)いったいどこから書き始めたらよいのかと、記録係(わたし)は、だいぶ迷い、かなり頭を痛め、ない智恵をずいぶん絞った。  『吉里吉里人』を読み始めました。  小説の始めで、上のような表現があります。この小説の書き出しをどこから始めるかで、作者は、何通り…
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 うちにオレオレ詐欺の電話がかかってきたことがありました。「オレ」の当人がうちにいたので、だまされることはなく、終わりました。  『所さんの目がテン!』で実験をしたら、実験をされた人たちは、詐欺電話にだまされてしまっていました。こういう実験のVTRは、編集…
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 「読書をしたくなるような曲を教えてほしい。」なんて、無理な話でしょう。音楽を聴いて、本を読みたくなった、なんて、そんなことないです。  でも、手術後のだんだんに体力が戻ってきたときは、それに近いことがあったかもしれません。手術の後、何日か経つと、眠ってい…
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 『赤猫異聞』の登場人物二人のつながりが、次のように書かれていました。   語り合いながら思うた。こやつは朋輩などではない。双子同然の親友でもない。紛うかたなく私の体の一部なのだ、と。もしこやつがいなくなれば、そのときから歩むことも飯をくうこともできなく…
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 まだ入院中に、読み始めた。退院してからも、テレビやラジオしか受け付けない期間もあった。一日に何回か本を読むようになったが、一冊の本を読み継ぐということが、どうにも疲れた時期が長かった。  ようやく、『赤猫異聞』浅田次郎著を読み終えた。読んでよかった。四人…
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 「男女平等」という表現も、古くさくなった感じがする。しかし、男女間の不平等の状態がなくなってきたか、というと、そうとも言えない。  人は生まれながらに、差別されてはならない存在だ。人種や性によっても差別されてはならない。私も、そう思う。だが、具体的にそれ…
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 原作は読んでいない。ドラマだけの印象だ。ロケを丁寧にやっているし、畑や農作業の場面のカメラワークも気持ちよく観ることができた。展開のテンポも悪くなく、最後まで次回を楽しみにした。  なによりも、今の日本の現実を取り上げているので、私の好きなドラマだった。…
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 昨日の朝にゴミ出しに行ったときは、歩道は凍っていて滑った。今朝は、乾いていた。昨日一日は、湿った雪が時折降り、風も強かったというのに。  「心豊かに」、「夢を持ち」、「希望を失わずに」、よく聞かされ、読まされ、そして、大切な言葉だ。  『赤猫異聞』には…
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  体調が戻りつつあると、以前にできていたことの何割かをやってみたくなる。室内で、軽い体操をやってみたり、車で近所のスーパーまで買い物に行ったりした。それができると、次の日には、もう少し、体を動かすことを増やしてみたくなり、動く時間が増えていった。そういう…
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 玉置浩二の歌だ。作詞は玉置浩二・須藤晃とあった。 金持ちさんちの貧乏人 良くも悪くもない 金持ちさんちの貧乏人 金もって いかんでくれよ 金持ちさんちの金持ちさん 金持ちさん 金持ちさんちの貧乏人  リズムによくのるフレーズだ。  「金持ちさん」の家に生まれて…
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