(前略)いったいどこから書き始めたらよいのかと、記録係(わたし)は、だいぶ迷い、かなり頭を痛め、ない智恵をずいぶん絞った。  『吉里吉里人』を読み始めました。  小説の始めで、上のような表現があります。この小説の書き出しをどこから始めるかで、作者は、何通りものことを書いていました。  小説の冒頭には、作者はずいぶんと工夫するのでしょう。その工夫する所ですから、いちいち迷ったことを書かないで、これはと思ったことから、ズバッと書き出したらどうでしょう。 にほんブログ村 本ブログへ
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 余計な部分をそぎ取るようにはぶいて、書きたいことを短くはっきりと書く。それが、良い文章の書き方と思ってきました。  ところで、文章の余計な部分や無駄な所とは、どんな所なんでしょうね。「小説」「物語」「ドラマ」全て、事実ではありませんよね。事実や、書き手の表現したいことの核心だけが、無駄ではないものとするなら、たいていの小説は成立しません。