夏目漱石『吾輩は猫である』第16回朝日新聞連載小説2016/4/26

 一瞬のことが、詳細でありながらたるみなく描かれている。
 気持ちと行動が交互に描かれ、視覚、聴覚、触覚、思考が次々と表現されている。それでいながら、混乱は一切は感じられない。
 文章とは不思議なものだ。文章の名手の技量には驚く。