朝日新聞連載小説『春に散る』沢木耕太郎第412回2016/5/28

 これで、佳菜子が感じ取ったことが現実になる。



 今までは試合を中継する客観的な描写だったのに、今回の後半は違っている。

もう山越が立ち上がってくることはないと確信したかのような静かな顔つきだった。

 
これは、翔吾を描写している表現でしかない。


 いくつもの疑問が湧き、興味が増す。
○ 広岡がセコンドの三人に任せないで、自分で「大きくうなずいた。」こと。
○ 山越の倒れ方を、「後頭部をキャンパスに激しくぶつける」と描写したこと。
○ 「終わったのだの主語がないこと。