《作家だった母の三回忌。晴臣(はるおみ)の浮気を目の当たりにした杏(あん)は、姿を現さなかった。姉の理有(りう)が他の親戚たちと墓参りをしていると、母の担当編集者、高橋が現れる。彼は母の遺作を預かっていると告げた。》

 
杏の行方が分からないことは、少ししか触れられていない。遺作があったことが、はっきりと書かれている。