語り手が、物語の先に触れているので、忘れないように残しておく。

83回
(略)マツからの仕送りのほとんどを、半二郎は喜久雄のために貯金してくれておりました。この貯金がのちにちょっとした騒動を引き起こすのですが、(略)


95回

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 実はこの日、二人が目のあたりにした小野川万菊の姿が、のちの二人の人生を大きく狂わせていくことになるのでございますが、当然このときはまだ、二人ともそれを知る由ございません。