朝日新聞夕刊連載小説・津村記久子作・内巻敦子画『ディス・イズ・ザ・ディ 最終節に向かう22人』第回2017/7/28 第6話 龍宮の友達②

あらすじ
 ある日、細田さんが、睦美に話しかけて来た。細田さんの亡くなった夫の写真が、故郷の夫の弟の所から送られて来たのだと言う。その写真に心当たりのない細田さんは、睦美にその写真を見せてくれた。その写真を見た睦美は、それが熱海龍宮クラブのサポーターたちの写真であることに気づき、細田さんにそのことを伝える。
 夫が生前サッカーの試合を観に行っていたことを知らなかった細田さんは、寝耳に水という様子だった。睦美は、自分が応援している白馬FCと細田さんの夫が応援していたらしい龍宮クラブが最終節で対戦することを、細田さんに伝える。
 睦美は、日芙美を最終節に誘うが、一緒に観戦に行くことを断られる。でも、日芙美も白馬FCの選手には興味を持っているようだった。

感想
 妻には黙って、サッカーの応援に行っていた夫。夫には、言わないでサッカーの応援に行っている妻。
 細田さんは、亡くなった夫の隠された行動を探ろうとするだろう。睦美のサッカー応援はいずれ夫に知られるであろう。
 夫婦の互いのわだかまりが、サッカー観戦、二部リーグのサッカークラブの応援を通して、解消されていくとすると、今までのパターン通りの展開になりそうだ。