朝日新聞連載小説『国宝』吉田修一・作 束妹・画第264回2017/9/28

 なぜ、喜久雄は、幕が降りるまで観続けなかったのか?
 俊介への「劇場を揺るがすほどの拍手」を聞くのが、悔しかったのか?
 地下駐車場でこれから起こる事が、今後を動かすのか?

 そして、今回だけでは分からない疑問が湧く。俊介の今の舞台は、俊介が言っていた「本物の役者」の舞台なのか?