朝日新聞夕刊連載小説・津村記久子作・内巻敦子画『ディス・イズ・ザ・ディ 最終節に向かう22人』第41回第8話 また夜が明けるまで② 2017/10/27

あらすじ
 忍は、高知の空港に到着する。到着して間もなく、東京から仕事上の急ぎの電話がかかって来た。到着ロビーで、その電話の応対をしているうちに、空港バスが出発してしまう。遅い時間だったので、空港ロビーには、人影はなく、タクシーも空港に来るまでは二時間ほど待ってもらわなけばならないとの返事だった。

 文子は、付き合っている宗平君の妹を迎えに空港に車で来た。宗平君の妹のゆみちゃんは、空港で働いている。迎えには来たが、ゆみちゃんは急に友達の家に行くことになり、迎えがいらなくなる。
 文子は、モルゲン土佐の応援をしていて、そのモルゲン土佐は、最終節を前に残留争いのただ中にいた。

感想
 忍と文子は、見ず知らずの間柄だ。だが、二人ともが熱心なサッカーのサポターであるのが読者には分かる。
 応援しているサッカークラブのことだけが気がかりな二人の女性は、つながりをもっていくに違いない。別々のクラブを応援している二人なのだが、それがどう関係づいていくのだろうか?