新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第45回2018/7/17 朝日新聞

 人は、いつか人生のゴールを自分なりに考えようとすると思う。佐山もその時期を迎えているのであろう。しかし、一人息子に先立たれた境遇にあるとはいいながら、年齢としてはまだ早い。
 やはり、息子のことだけではない何かがありそうだ。