新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第132回2018/10/16 朝日新聞

 小さいものではあるが、こいのぼりを飾ってくれ、童話の本を買ってくれ、しかもその童話を父本人も熱心に読んでいたらしい。
 これを、子煩悩な父と呼ばないわけにはいかない。だが、この父が妻と子を捨てたも同然なのだ!