新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第145回2018/10/28 朝日新聞

 姉は、あまりにも頑なだ。この一方的な攻撃にはなにか隠されていると思う。
 
 憎しみと嫌悪も、死者に対しては和らぐものなのではないか。死を受け容れるとは、そういう面もあると思う。