新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第153回2018/10/5 朝日新聞

 これは、後藤さんの先が思いやられる。本人には悪意はないが、ハーヴェスト多摩のような所で、入所者の現役の頃のことや、先住の入居者と自分の年齢のことを、このように話すのは、周囲の入居者に最悪の印象を与えると思う。
 これでは、施設長として洋一郎も何か手を打たねばならないのではないか。