新聞連載小説『ひこばえ』重松清・作 川上和生・画 第388回2019/7/7 朝日新聞

 回りくどい考え方をしているが、今までの洋一郎の言動を振り返ると、後藤さんに対しては、こういう決断をするしかないと、感じる。

 洋一郎は、後藤さん父子のどこに、ひっかりを感じているのだろうか。自分と実の父の関係と、つなげて考えているとしか思えないが。