昼寝から目が覚める。
   足元の窓からは午後の日差しが眩しいほどだ。
   
  日差しや窓からの眺めを楽しむのはいっとき、ここからは車いすに移るための算段になる。
ベッドの高さ、自分の位置、介助のあるなし、これに失敗すると、「惨事」になる。