2022年03月17日 『白鶴亮翅』多和田葉子作溝上幾子画 新聞連載小説 感想10 シュミーデさんは、日本のことをよく知っているひとだ。私は、最近のドイツの大きな事件などひとつもわからない。 ツェーベルクさんもその経歴からいっても、すごく魅力的だ。世界をとび回ったおばちゃん、ぜひあってみたい。 ところで、木の上の日本人は、どうなったのか。
2022年03月15日 『白鶴亮翅』多和田葉子作溝上幾子画 新聞連載小説 感想8 『白鶴亮翅』多和田葉子作溝上幾子画 新聞連載小説 ここで紹介されている人たちは、一般の人の日本理解をはるかに超えている。だからといって、それが今の日本を理解しているかというとそうはいかない。海外を理解するというのは難しいものだ。 私が、過去と今のドイツを理解しているかといわれるとまったくお寒いものである。
2022年03月14日 『白鶴亮翅』多和田葉子作溝上幾子画 新聞連載小説 感想7 『白鶴亮翅』多和田葉子作溝上幾子画 新聞連載小説 雪エネルギーに興味をもち、本や音楽の好みがわかってくると、主人公との距離がせばまってくる。 めんどくさそうなひとなのに。
2022年03月13日 『白鶴亮翅』(はっかくりょうし)多和田葉子作 感想6 『白鶴亮翅』多和田葉子作溝上幾子画 新聞連載小説 受験の話は事実に元づいていると思う。 受験のために、名作の一部分を読む。ところがその内容の広さと深さに、その本のとりこになってしまう。その本は、国語関係のあらゆるところで役にたつ。そして、学問の基本的な考え方として、どんな教科でも関係づいてくる。 主人公の彼女は、こういう体験を言っているのだと、おもう。
2022年03月10日 『白鶴亮翅』葉子作 溝上幾久子連載新聞小説 多和田画 感想5 わたしは「マンション」という~敢えて「集合住宅」言っている。」 ここに主人公の感性が読み取れる。私も、「マンション」は嫌だ。そういう人は多いはずだ。しかし実際に、いい所を諦めるのは筋金入りだ。