外国での修理依頼の話は、よく聞く。日本はきめのこまかいサービスでは、その特徴をまだ維持している。
 でも、公的な手続きなどでは、日本でも男・窓口がいちばんスムーズでその反対が女・電話だと思う。
 主人公は自分の顔や声が、他にどんな受け取り方をされるかを知っている。正確にそれができる人はなかなかいないと思う。

 もう一人、めんどくさそうな人が出てきた。おせっかいなおばちゃんは、ドイツにも日本にもいるもんだ。
 「ひこばえ」のおおやさんを思い出す。
 日本人のファションをずばり表現していると思った。

 やっかいな主人公が現れた。自分の住まいに気を配り、いかにも感性が鋭そうだ。
こういう人がそばにいたら、ていねいには付き合うが深入りしないようにする。
 要するに、めんどくさい人だと思った。

たとえば、今たたいているPCに、「生きろよ。」といわれる。
車いすは、友達みたいだ。

『百万回生きたねこ』の「ねこ」は、辛い人生を送ったわけではないが、心から楽しい思いをしないのに
多くの「生きる」を、生きた。

私も、身体は辛くても、生かされているんじゃなくて、「生きた」と心から思えるように「生きて」いこうと思っている。


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